うつ病・パニック障害の認知行動療法
うつ病自己チェック
こころやからだの不調が続いていませんか?
- 1ヶ月以上毎日、憂うつな気分または沈んだ気持ちがする。
- 1ヶ月以上毎日、何ごとにも興味がわかない、いつも楽しめていたことが楽しめない。
上記のうち、どちらか1つでも当てはまる方は、少しでも早く医師にご相談してください
そのほか、以下のような症状があれば医師にお伝えください。
- 食欲の増減または体重の増減があった。
- 睡眠に問題がある。(寝つきが悪い、真夜中や早朝に目が覚める、寝すぎる)
- 話し方や動作が鈍くなり、いらいらしたり落ち着かない。
- 疲れを感じたり、気力がないと感じる。
- 集中したり決断することが難しい。
- 生きていたくないと思う。
うつ病の治療
うつ病になると、「こころ」と「からだ」の両方にさまざまな症状があらわれます。
治療は、とにかく休むこと。そして薬です。この2つがうつ病治療の基本です。
うつ病は、きちんと治療を受けることで必すよくなる病気です。
当院では、休養と薬を柱として、必要であればその他にその他に治療法も組み合わせて、治療が行われます。
~治療内容~
薬物療法
うつ病治療の中心は抗うつ薬などのお薬となり、うつ病の多くはお薬を服用することでよくなります。
精神療法
当院では患者さんに薬物療法、精神療法だけでなく心理教育や認知療法を入院・外来ともに実施しています。
光療法
入院時、光療法を行っています。
~抑うつ状態のための集団認知行動療法~
陽だまりの会
主にうつ病の方や双極性感情障害の方を対象に、認知行動療法を集団で学び、実践しています。
会の中では認知行動療法について資料を読み、自分の考えや感情、どんなことに困っているかを、自分で詳しく振り返り、記録用紙に記入して、発表します。発表では、他人の考えを聞くこともできます。
陽だまりの会は、困っていることを解決するよりも、認知行動療法を学び、自分のことについて『考え』、『気付き』、『表現』していくことを目指しています。講師と公認心理師が参加し、毎週金曜日の13:45~14:45、1回1時間で実施しています。
※原則。2ヶ月全8回のプログラムを終えることが参加の条件となっています。
※当院入院、通院中で、主治医からの許可がある患者さんが対象です。