097-597-3660

受付時間 9:30〜12:30 / 13:30〜17:00 休診⽇ ⽊・⽇・祝⽇

  1. お電話
  2. 再診予約
  3. 新規予約
  4. メニュー

集団療法

  1. 陽だまりの会
  2. コスモスの会
  3. ARP
  4. 虹の会
  5. ガールズミーティング

陽だまりの会

抑うつ状態の方のための集団認知行動療法

気分が落ち込みやすいと感じる方、うつ病、不安症、摂食障害の方を対象としたグループで行うプログラムです。(統合失調症、発達障害の方を除く)
認知行動療法という方法を学び、日々のストレスを減らし、困ったことへの対処法を身につけることを目的としています。
当院に通院中の方が対象です。
全8回のプログラムで、毎回1時間です。
「自分のことをじっくり考える時間が欲しい」「自分の考え方について、他の人の意見も聞いてみたい」と感じている方は、主治医にご相談ください。
*病気の種類によっては、参加をお断りさせていただく場合があります。

プログラムの内容

•認知行動療法を学ぶ:
参加者みんなで認知行動療法について学びます。
特に、「認知再構成法」(ネガティブな考え方を軽くする方法)と「問題解決技法」(困ったことの解決策を見つける方法)を中心に学びます。

•実践と共有:
学んだことを実際に試してみて、その結果を発表します。 他の参加者の意見を聞きながら、より良い考え方や解決策を一緒に探します。

コスモスの会

摂食障害

摂食障害で通院または入院中の患者さんとそのご家族を対象としたグループプログラムです。
摂食障害について正しい知識を学び、ご自身の問題に気づき、理解を深めることを目的としています。
目標は、低い自己評価の改善、人格の成長、そして自立(自律・自活)への挑戦です。

※参加には主治医の指示が必要です。
※拒食症で飢餓状態の方は、まず身体治療が優先されます。
≫ 詳しい治療内容はこちら

プログラムの内容

第1部:心理教育
摂食障害に関する本やテキストを読み、正しい知識を学びます。

第2部:本人と家族の会
患者さんとご家族に分かれて、それぞれの気持ちや悩みを話し合い、ご自身の問題を考えます。

第1部で正しい知識を得るだけでなく、第2部で本音を話し合うことで、より深い理解と気づきが得られます。
親と子の気持ちのすれ違いが分かり、家族が変わるきっかけになったり、ご家族同士で悩みを相談しあうことを通して安心感も生まれています。
最近では、お母様だけでなく、お父様やご主人、遠方からの参加者も増えています。

「コスモスの会」の効果

親と子の気持ちのすれ違いに気づき、家族が変わるきっかけになります。
ご家族同士で悩みを相談し合うことで、安心感が生まれます。
5回以上参加すると、食行動の異常、行動化、ひきこもりに改善が見られることがあります。
患者さんとご家族の両方を対象とした摂食障害の集団精神療法は、全国でも珍しい取り組みです。

ARP

アルコール依存症の方を対象とした集団で行う治療プログラムです。
アルコール依存症について正しく理解し、入院中の体験を通して、お酒との付き合い方を見直すことを目的としています。

プログラムの内容

•学習会:
ワークブックを使って、ご自身の飲酒の問題点を把握し、アルコール依存症に関する正しい知識を学びます。

•知友会:
参加者同士で、テーマに沿ってご自身の飲酒生活について話し合い、他の参加者の話を聞くことで、ご自身の気持ちを見つめ直し、行動の変化を目指します。

•作業療法:
アルコールによって影響を受けた脳や身体のリハビリを行います。

治療について

•入院期間:
断酒を目標とした3ヶ月間の入院を基本としております。
しかし、最近では早期発見・早期介入の重要性が高まっており、断酒ではなく、まずは飲酒量を減らすことを目標とした治療も行っています。
飲酒量を減らすことを目的としたコースは、4回コース(約1ヶ月)と8回コース(約2ヶ月)があります。

•退院後:
退院後は、「断酒3原則」(抗酒薬の服用、通院、自助グループへの参加)を継続することが重要です。
これらの3原則をすべて実践している方は、そうでない方に比べて再飲酒率が低く、再入院に至ることも少ないです。

アルコール依存症でお悩みの方へ

アルコール依存症は、まだまだ誤解されやすい病気です。
社会にはお酒の誘惑も多く、断酒を続けるのは簡単なことではありません。
それでも、多くの方がご自身の飲酒問題と向き合い、懸命に断酒を続けています。
もしあなたが、お酒のことで悩んでいても誰にも相談できず、「本当は止めた方がいいのだろうけど、自信がない」「そもそも、お酒を止めるべきなのか分からない」といった気持ちを抱えているなら、ぜひ当院にご相談ください。
私たちと一緒に、あなたの飲酒問題と向き合っていきましょう。

アルコール依存症は、早期発見・早期治療が大切です。一人で悩まず、専門機関に相談することで、回復への道が開けます

虹の会

入院中の統合失調症患者さんを対象に、生活技能訓練の一環として心理教育を行っています。
統合失調症について正しく理解することで、患者自身のアドヒアランスを高めることを目的としています。

「アドヒアランス」とは?

「アドヒアランス」とは、医師や薬剤師と相談して決めた治療方針を、患者さん自身が積極的に守り、治療に参加することを意味します。
具体的には、

  1. 処方された薬を指示通りに飲む
  2. 定期的な診察や検査を受ける
  3. 食事や運動など、生活習慣の改善に取り組む

といった行動が含まれます。

プログラムの内容

病気の概要や症状、治療方法、薬の作用・副作用、再発防止について学びます。
少人数の仲間と一緒に、病気への対処法を考えていきます。
参加者の方々と、陽性症状や陰性症状、薬の効果、ストレス対処法などを話し合い、体験を共有することで、少しずつご自身の病気を理解し、自分らしい生活を送るための考え方や付き合い方を身につけていただくことを目指しています。
患者さん自身が積極的に治療に取り組めるようになることを目指しています。

ガールズミーティング

ガールズ・ミーティングとは

13歳~18歳(高校卒業まで)の女の子のための集まりです。
参加者と共通の時間を持つことを目的としています。
参加者みんなで、ゆったりと楽しい時間を過ごしましょう。
学校やその他、自分の居場所を作っていくステップアップの1つとして活用してもらえたらと思っています。
隔週月曜日14時~15時、5~10人くらい(状況により増減する場合があります)で行います。
※参加には主治医の指示が必要です。
※その場で話したことが外に漏れることはありません。

内容

その時のメンバーの好きなことを自由にしてもらって構いません。
ただ好きに話す、何かゲームを考える、みんなでイベントを企画しても良いです。
話したくないときは話さなくてもいいし、絵を描いたり詩を書くのが好きなら、ノートを持ち込んで創作しても良いです。

参加するにあたってのお約束

  1. 思ったことは何でも話してみましょう。
  2. 自分と違う意見も大切に。否定しないで相手の話を聞いてみましょう。
  3. ミーティングで話したことは、外では話さないようにしましょう。
  4. ミーティングで知った個人情報は、外では話さないようにしましょう。
  5. 暴力や暴言は絶対にやめましょう。
  6. 個人的な連絡先交換は控えましょう。

まずは、気負わないで軽い気持ちで顔を出してみて下さい。
みなさんの参加をお待ちしています。

top